奈良夏季ジュニア観戦記


奈良県の夏季ジュニアが始まっております。

この夏ジュニアから年齢のカテゴリーが変わる大会で、今からの一年間同じカテゴリーで戦うことになります。

佐保山テニスクラブからは、13才以下男子4名・11才以下男子5名・11才以下女子3名が出場しました。

 

13才以下でポイントを獲得できたのは、ベスト32の櫂叶君・優斗君、ベスト16の夏都君です。

3名とも13才以下の下の年齢になるのでポイントを獲れたことは大きいと思います。

 

11才以下でポイントを獲得できたのは、ベスト16の佑君・慶歩君・葉乃音ちゃん・理沙子ちゃん、ベスト4の陽平君です。

佑君・慶歩君は、下の年齢になるのですが、しっかりポイントが獲得できました。

女子2名は、上の年齢になるので、予定通り16に残ってくれました。

陽平君も上の年齢になるので、上位シードを倒しベスト4まで勝ち進みました。

おそらく関西ジュニアサーキットに出場できるので今後貴重な経験を積んでいけると思います

昨年はベスト16に残ったのが、1名でしたので結果としては良くなってきています。

 

夏ジュニアに向け、サーブ・リターンを強化を目指して、この2か月間、サーブ・リターンに練習時間の半分ぐらいを割いていたのです。

夏場で集中力が欠けやすいので、サーブ・リターンの確率を上げ安全にプレーしてほしかったのですが・・・。

 

残念ながら全体としては練習が反映されませんでした。

ダブルフォルトだらけになったり、ダブルフォルトにならなくてもファーストサーブが入らず、集中力・体力を無駄に使ったりしてました。

小数ながら、サーブの威力・確率が大きく変わったジュニアもいました。

 

サーブ・リターンの練習はジュニア達にとっては、単調で楽しくない練習だったのかもしれません。

運動量が少ないので休憩感覚の練習になっていたり、待ち時間に無駄話して集中できていなかったのでしょう。

サーブ・リターン重要性に気付いて自分から練習に取り組んだ者・重要性に気付かず練習を無駄にしていた者との差がハッキリ表れてました。

 

一言で言えばジュニア個人の意識の高さだと思うのですが、チームに半数以上が練習の成果が、反映されていない状態だと練習を考えないと駄目ですね。

次は秋季ジュニアなので、また新たな課題をもって練習に取り組んで行きたいと思います。

 

吉野浩史

 

 

 


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