ダンロップ全国選抜関西予選

2023年2月14日 火曜日

ダンロップ全国選抜関西予選がありました。

この大会は1Rから3セットマッチを行う結構貴重な大会です。

 

吉野寿桃選手が出場し

 

1R 6-4 6-3

2R 6-1 6-2

QF 6-3 6-0

SF 4-6 2-6

 

ベスト4でした。

全国大会へは関西から4名出場できるので全国大会出場が決まりました。

おめでとうございます。

最近は、京都でも関西でも、負けることが続いていたのでこの大会が、1ランクアップのきっかけになればよいと思います。

 

地域合宿・ナショナルの合宿・海外遠征など高いレベル場所で、コーチ同士お話しすると勝ち負けの話よりも、良いテニスについて話すことが多くなります。

一言で良いテニスと表現されますが、私が今まで話してきた感覚では、良いテニスとは、現在のトッププロ達がプレーしているテニスだったり、そのプレイヤーと戦えるテニスを示していると感じています。

しかしジュニア時代にその良いテニスをすることはとても難しいことです。

今勝つテニス≠良いテニス とはならないからです。

ジュニアの体格・筋力・技術では、ストロークが安定してミスのないプレイヤーが勝つことが多いからです。

今勝とうとすれば、ストロークの練習をたくさんして少し守備的なテニスが有利です。

 

ネットプレー・ライジングショット・スライス・ドライブボレー・スピンサーブ・ハードヒット・攻撃的なサーブ・ドロップショット などトッププロが当たり前に使いうショットやプレーが、この年代では有利に働かないこともあります。

これらのショットやプレーも必要な時期がきてから、身に付けようとしても遅いので、幼少期から練習をしておく必要があると思っています。

しかしこれらのショットを身に付けるために時間を割くことが、今勝つテニスにとっては最短ルートではなくなります。

なぜなら、その技術が活きて来るのは、少し先になってしまうからです。

 

私は幸いにも、幼少期から素晴らしい指導者に数多くのショットやプレーを習っていたので、成長過程で特に困ることはありませんでした。

そういった経験があるので、佐保山テニスクラブのジュニア達にも、今勝つテニスよりは、良いテニスを伝えるようにしてきました。

ただ良いテニスを目指しても、勝てるようになるまで継続してテニスを続けてくれるかどうかは分かりません。

結果が出なければ、勉強や他の競技に変わるジュニアもいます。

とてもバランスが難しいと思います。

 

吉野寿桃選手がこの1年間ぐらい悩んで勝てなかったのは、勝つテニス≦良いテニスと自身で判断したからでしょう。

海外遠征などで、自分より遥かに大きな体格の選手が、トッププロと同じようなプレーをするのを観たり対戦したりして、今のままではいずれ勝てなくなる。

そう気付いたんだと思います。

そこから彼女のチャレンジは大変だったと思います。

勝たないといけない試合ばかりの中で、良いテニスを目指したからです。

テニスを変えようとしてチャレンジしても成功するとは限りません。

変えようとしたせいで勝てなくなった選手もたくさんいるでしょう。

逆に変えなかったから、だんだん勝てなくなっていった選手もたくさんいます。

今回のチャレンジは、成功したかはまだ分かりません。

本番は全国大会だからです。

でもこの1年間彼女の取っていた行動は、勝ちにはつながっていませんでしたが、将来のテニスの伸びしろを拡げることにはつながりました。

これが活きるのは、もう少し先だと思います。

良いテニスを目指しつつ全国大会の出場権を得たことは素晴らしいことだと思います。

全国大会で更なる活躍に期待したいですね。

 

吉野浩史

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合結果報告

2023年2月13日 月曜日

しばらくブログを更新していない間に何大会か試合がありました。

結果を報告させていただきます。

 

MUFG全国選抜 京都府予選・奈良県予選

 

ベスト32 吉野寿桃選手・吉野佑選手

ベスト16 貴志夏都選手

ベスト8  鈴木さら選手

ベスト4  成澤寿珠選手

 

 

関西ジュニアサーキット第5戦 和歌山大会 

 

ベスト32 古川一希選手・吉野寿桃選手

 

 

奈良県耐寒テニス大会 一般の部 女子シングルス・ダブルス 

 

優勝 鈴木さら選手

優勝 鈴木さら選手・成澤寿珠選手

 

という結果でした。

鈴木さら選手は奈良県一般女子の部で単複制覇です。

素晴らしいですね。

おめでとうございます。

 

MUFGの全国大会は都道府県から1名の出場は確定しているのですが、ベスト4で出場できるかは、まだ分かりません。

出場できると良いのですが・・・。

 

吉野浩史

 

関西ジュニアサーキット第4戦

2023年1月8日 日曜日

1月7日8日で関西ジュニアサーキット奈良大会がありました。

佐保山テニスクラブからの参加者は、古川一希選手・吉野寿桃選手です。

結果は、古川一希選手ベスト16  吉野寿桃選手ベスト8です。

 

古川一希選手は、今回が関西の大会初参加です。

1回戦 8-1  デビュー戦を見事に勝利しました。

おめでとうございます。

2回戦 0-8  でした。

1回戦は、落ち着いてプレーできていました。

2回戦は、対戦相手選手に少し気後れしてしまいました。

何ゲームかチャンスはありましたが、大事なポイントで委縮してしまいました。

その選手は、そのまま優勝したので関西のトップレベルです。

今までは、同じぐらいの選手と対戦する時の戦い方しかイメージがなかったと思います。

今回の試合で、全国レベルの選手に対して、どのように戦っていくかを考えるきっかっけになると思います。

初戦に勝ったことを自信にして、足りない部分を、見つけて練習すれば、もっと勝てそうですね。

夏の全日本ジュニア目指していきたいですね。

 

吉野寿桃選手は、

1回戦 8-0

2回戦 8-6

3回戦 1-8 でした。

大会を通じて悩みながら試合をしているのが伝わってきました。

海外遠征をしていて、海外のとんでもない選手をたくさん見ているので、これから目指すテニスが頭には描けていると思います。

描けている分、今のプレーとのギャップがあり、上手く試合ができていないように感じます。

成長過程でたくさんの選手が経験することだと思います。

先を見据えて練習しながらも、現在できるプレーを出し切ること、とても難しいです。

前向きに壁を乗り越えていってほしいですね。

 

色んな場所で、トッププロを指導するコーチの講義など受けることがありますが、生き残っていく選手は、とりあえず絶対にへこたれない。

これにつきるそうです。

佐保山テニスクラブのジュニア達も、その部分をジュニア期にしっかり身に付けてほしいです。

 

吉野浩史

 

 

 

 

 

秋季ジュニア3&東京遠征

2022年12月19日 月曜日

雨で順延になっていた秋ジュニアの16歳以下女子ダブルスがありました。

残念ながら私は、奈良県の選手の帯同で東京のナショナルテニスセンターに合宿に行っておりましたので観戦できませんでした。

 

鈴木さら選手が出場しベスト4でした。

鈴木さら選手はシングルス・ダブルス共にベスト4です。

もともとショットの破壊力は、ダントツでした。

負けるときは、粘られて自滅がが多かったです。

最近ストロークの安定感が上がってきているので、誰が相手でも勝って行けそうですね。

今後に期待です。

 

16歳以下男子シングルスに残っていた貴志夏都選手・岩熊櫂叶選手は、残念ながらベスト16で敗退してしまいました。

あとは田仲柊斗選手のシングルスだけですね。

秋ジュニアの日程は、長すぎますね。完全に冬です。

いっそのこと冬ジュニアにして冬休みになってから一気にした方が合理的だと思います。

秋は、関西・全国のイベントも多く、海外に行くジュニアもこの時期が多いです。

(アメリカでエディーハーやオレンジボウルが連戦であるので)

色んなことが重なるので、ずらしてほしいですね。

私もこの期間テニス協会の合宿が3つもあり、秋ジュニアもほとんど見れなかったです・・・。

 

16日17日18日は、47都道府県から11歳以下の男女1名ずつが選抜されナショナルテニスセンターで合宿がありました。

派遣されたジュニアも、全豪オープン前に調整しているトッププロの練習を見て良い刺激になったと思います。

とても楽しい合宿でしたが、帰りの新幹線で停電騒動があり6時間も新幹線に乗りっぱなしでした。

さすがに疲れました・・・。

選手の皆さんも、これから遠征が増えるといろんなトラブルが起きるときもあるので、良い勉強になったのではないかと思います。

佐保山テニスクラブのジュニア達も、いろんなところに遠征し、良い経験・体験をいっぱいして欲しいですね。

 

吉野浩史

 

 

島津全日本室内 

2022年12月14日 水曜日

 

(写真は、野口政勝選手・竹内研人選手・私・鈴木昂選手 全員同時期に四ノ宮テニスクラブにいました。)

最近、鈴木昂プロが、よく佐保山テニスクラブの練習に来てくれるので昂プロの応援で、島津全日本室内選手権を観に行って来ました。

ちょうど、隣のコートで竹内研人プロも試合をしていたので2人とも観戦できました。

2人とも負けてしまいましたが、とても惜しい試合でした。

昂プロは、3-6 7-6 2-6

研人プロは、6-7 4-6 でした。

 

昂プロに勝った選手は前回チャンピオンの選手です。あと少しでした・・・。

そして研人プロに勝った選手は、アランコーチの教え子でした。

アランコーチというのは、私が四ノ宮テニスクラブでコーチをしていた時に一緒に働いていたコーチで、上の写真のメンバーとヒッティング・コーチングしていました。

私は、毎週のようにアランコーチのご自宅でお食事によんでいただいておりました。

アランコーチは四ノ宮テニスクラブから滋賀県のテニスクラブに移られ現在もジュニアの指導をされています。

 

四ノ宮テニスクラブのつながりがある人達がたくさんいたので、記念撮影してきました。

あれから20年近く経ってますね。懐かしいですね。

一緒に練習していたメンバーが日本のトップレベルで選手として活躍し続けるのは嬉しいですね。

 

政勝選手は今回、研人プロとダブルスに出場しています。

優勝目指して頑張って欲しいですね。

 

前回昂プロの日本リーグ観戦した時は、日曜だったので何名かのジュニアが観戦きていましたが、今日は平日だったので佑君1人だけでした。

関西でプロの試合が観れる機会は本当に少ないです。

こういった機会を活かして、ジュニア達もたくさん試合を観戦するようになってほしいですね。

 

吉野浩史

 

 

 

関西対抗戦

2022年11月23日 水曜日

 

 

本日は関西対抗戦がありました。

奈良県の監督で参加させていただきました。

関西対抗戦は、13歳以下男子シングルス・13歳以下女子シングルス・11歳以下男子シングルス・11歳以下女子シングルス・MIXダブルス

の5本勝負で3本取れば勝ちです。

 

奈良は、大阪以外に全勝という好成績を収めました。

4勝1敗で奈良県・大阪府・兵庫県が並んだのですが、残念ながら3位でした。

 

大阪と京都が対戦し2-2で最終戦、5-5の40-40 両者マッチポイントまでいきました。

結果、大阪が勝利しました。

もしその1点を京都が取っていれば奈良県の優勝でした・・・。

残念と書いてしまいましたが、大健闘です。

例年では、4~6位争いをすることが多いのですが、今年は優勝争いができました。

選手全員が一丸となって戦えていました。

素晴らしい試合ばかりでした。

今年は優勝は逃しましたが、来年は優勝目指して頑張りたいですね。

 

吉野浩史

 

 

 

 

 

 

奈良県ジュニア秋季③

2022年11月20日 日曜日

奈良県ジュニアの続きがこの土日でありました。

 

13歳以下男子シングルスに残っていた吉野佑選手は QF 4-6 敗退

普段は力が入りすぎて自滅することが多いのですが、今大会は丁寧なプレーができていました。

プレーに明らかな変化があったので今後に期待です。

5~8位決定戦は、足の故障の為、ダブルスに備えて棄権しました。

結果8位となりました。

 

13歳以下男子ダブルス、吉野佑選手・南野光輝選手ですが、ベスト8でした。

4シードがついていたのに守れませんでした。

シードのプレッシャーもあったと思いますが、相手がとても良かったですね。

思い切ったプレーでラケットも振れていましたし、前衛も動けていました。

ダブルスは相手に勢いに乗られると勝つのは難しいですね。

次回は、自分たちが勢いに乗れるような工夫を普段の練習で身に付けてほしいです。

 

11歳以下男子シングルスに残っていた古川一希選手は QF 1-6 敗退

いつも元気よく気迫のこもったプレーが得意ですが、1シード相手に少し緊張したのか、序盤~中盤にかけては良さが出せなかったですね。

終盤ようやく硬さもとれ1ゲーム取れましたが、手遅れでした。

上位者と対戦し良い経験となり自信をつけてくれたかと思います。

5~8位決定戦は、2勝しました。

結果5位となりました。

やっと関西ジュニアサーキットに出場できるポジションに来ましたね。

古川一希君が初めて来たときは、アスリートクラスでグリーンボールからスタートでした。

まだラリーができない状態でした。

その後練習を重ねドンドン上達しました。

佐保山で開催しているレッドボール・オレンジボール・グリーンボールの大会にも全て参加してくれていました。

その経験が今のプレーにすごく活きていますね。

とても嬉しいですね。

今後の活躍に期待です。

 

残りは、岩熊櫂叶選手・貴志夏都選手・田中柊斗選手のシングルス、鈴木さら選手のダブルスです。

楽しみですね。

 

同時期に京都では、ダンロップ全国選抜の京都予選がありました。

13才以下女子シングルスで吉野寿桃選手が出場していました。

準決勝進出しましたが雨で順延となったため棄権しました。

1シードがついてタイトルも欲しかったでしょうが、関西大会出場もほぼ決まっているので海外遠征を優先しました。

1か月間アメリカです。

去年もいっているので、今年は去年以上に活躍してきて欲しいですね。

 

吉野浩史

 

 

 

 

奈良県ジュニア秋季大会2

2022年11月13日 日曜日

奈良ジュニアの15歳以下女子シングルスがありました。

鈴木さら選手が、3位に入賞しました。

おめでとうございます。

危ない試合もありましたが、しっかりシードを守りました。

良かったです。

 

15歳以下男子ダブルスは、残念ながら入賞者はいませんでした。

 

残りは、17歳以下男子シングルス、15歳以下女子ダブルス、13歳以下男子ダブルス、勝ち残っているシングルスの続きです。

秋ジュニアは日程が飛んで大変ですが、残る試合もしっかり勝ってほしいですね。

 

吉野浩史

奈良県ジュニア秋季大会

2022年11月6日 日曜日

11月5日6日で奈良県ジュニア秋季大会がありました。

11歳以下・13歳以下・15歳以下男子シングルスです。

 

今回の大会は、日本テニス協会の合宿と重なって東京に出張していたので観戦はできませんでした。

高いレベルの合宿で、とても貴重な経験・勉強をさせていただきました。

観戦できなかった分しっかり、今後の練習に還元していきたいです。

奈良県・関西のジュニア育成にも活かせるようにしたいです。

 

11歳以下は、古川一希選手が、シード選手2人を倒しベスト8に進出です。

古川一希選手は実力がありながら、シードがつかず今まで結果がだせていませんでした。

今回は強い相手にしっかり勝って良かったです。

次の相手は第1シードでとても強いですが、持ち前のガッツで食らいついてほしいですね。

 

13歳以下は、湯浅遼己選手が、2回戦で、吉野佑選手と同士討ちになってしまい3-6で負けてしまいました。

南野光輝選手は、1人シードを倒したのですが、その次の上位シード選手に敗れベスト16でした。

吉野佑選手は、勝ち進みベスト8に残っています。

次も丁寧なプレーができればチャンスはありそうです。

 

15歳以下は、玉生康都選手が2回戦でシード選手に敗れました。

まだ下の年齢なので来年に期待です。

岩熊櫂叶選手、貴志夏都選手はベスト16に残っています。

次も勝ってほしいですね。

 

先日終わった17歳以下男子ダブルスでは、田中柊斗選手がベスト8でした。

スタートした当初は、小学生しかいなかった佐保山テニスクラブにも、とうとう高校生が誕生しました。

来年高校生が一気に増えるので、高校生でも充分な練習量を確保できるように頑張っていきたいです。

 

ダブルスもシングルスもまだまだ残っているので練習継続していきたいです。

 

吉野浩史

 

 

 

 

U15中牟田杯

2022年11月2日 水曜日

九州で中牟田杯が始まりました。

中牟田杯は、15歳以下の全国大会です。

佐保山テニスクラブからは、成澤寿珠選手が、出場しました。

結果は1R 6-4・1-6・2-6 でした。

 

惜しかったですね。

成澤選手は、来年もこの大会に出場できる年齢なので来年に期待ですね。

 

吉野浩史

 


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