第1回佐保山オレンジボール大会


第1回レッドボール大会が5月に初開催されて早くも5回大会まで開催することができました。

参加してくださった皆様、案内をしてくださったコーチ仲間の皆様ありがとうございました。

レッドボール大会のステップアップ大会としてオレンジボール大会を開催することになりました。

現在ノーマルボール・グリーンボールの大会に参加している方も役立つ大会になると思います。

10歳以下の大会になっておりますので、ぜひ参加してください。

 

せっかくなので、ボールの説明とボールを変えるメリットを少し記載させていただきます。

現在テニスで使用されるボールは、ノーマルボール・グリーンボール・オレンジボール・レッドボールの4種類があります。

 

ノーマルボールは、通常のテニスボールのことです。そのボールを体格に合わせて改良したのが残りのボールです。

①グリーンボール→飛びをノーマルボールの75%に抑えれるように柔らかく作られたボール

②オレンジボール→飛びをノーマルボールの50%に抑えれるように柔らかく作られたボール

③レッドボール→飛びをノーマルボールの30%に抑えれるように大きく、柔らかく作られたボール

となります。

①は、通常の広さのコートを使用します。

②は、通常のコートにより小さいコート(サービスラインとベースラインの真ん中ぐらいにラインテープを置く)を使用します。

③は、ミニネットを使用し通常のコートを横に使用しダブルスラインと反対側のダブルスラインをベースラインに見立てて使用します。

 

体格が小さいジュニアがノーマルボール・通常の広さのコートで試合するデメリット

ボールが高く弾むため無理な打点での捕球が多くなり、身体に負担がかかったりフォームが崩れたりする危険があります。

またコートカバーが充分にできないためネットプレーをするプレーヤーが不利になりジュニア期にネットプレーを避けてしまします。

年齢によって戦術を変えていかねければならない。

(小さい間は、バックにロブ上げて粘ってたら勝てる→勝てなくなってから攻撃や、ネットプレーを覚えようとするので間に合わない)

ラケットも大人用を使用するため重くなりスウィングスピードを上げるのが難しくボールを叩く感覚が身に付きにくい。

 

体格に合ったコート・ボールで試合をするメリット

ボールの飛びが抑えれるので無理な状況での捕球が少なくて済む。正しいフォームを習得しやすい。

コートの広さが体格に合っているので大人と同じ戦術が使用できるので、幼少期から戦術面が鍛えられる。

ラケットも短め・軽めを使用できるので、スウィングスピードが上がりハードヒットできるプレーヤーが多く育つ。

 

といったことが考えられます。

大体のテニスクラブでは、できるだけ早くノーマルボールを使用させるため、テニスが上手くなればボールが硬くなると思っている方がおられます。

もちろん上手くなればなるほどノーマルボールでのデメリット少なくなるので、その考え方も間違っていないと思います。

しかしボールを変える基準は年齢・体格で判断していった方が良いと思います。

海外のオレンジボールの試合の動画などを見ると試合内容が、プロと同じ展開ができるジュニア達がたくさんいます。

柔らかいボール・低年齢の時にだからこそ、身につけれることがあると思いますので、ミディボールを卒業したジュニアも一度参加してみてください。

きっと得れるものがあると思います。よろしくお願い致します。

吉野浩史

佐保山オレンジボール大会

 

 

 


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