全国選抜高校テニス大会の近畿大会がありました。
男女共に奈良県1位通過した奈良育英高校が参加しました。
(佐保山テニスクラブのジュニアは、岩熊櫂叶選手・鈴木さら選手・定免あずさ選手)
男子8位
女子7位という結果でした。
6チームしか全国大会に出場できないので、残念ながら全国出場は、果たせませんでした。
テニスは個人スポーツなので、団体戦というのは基本的には慣れていません。
私も初めて団体戦をしたのは、高校生になってからでした。
団体戦は、個人戦とは全く違う雰囲気で緊張感などがすごいです。
自分の勝ち負けがチームの勝ち負けに直結する場合もあります。
大会によっては、自分の敗戦が先輩の引退を決定づける場合もあります。
その分、団体戦得られる、喜びや経験は、今後のテニスの成長にとって大きくプラスになると思います。
3選手ともまだ1年生なので来年に期待ですね。
ちなみに高校生にとって団体戦は、この全国選抜高校テニス大会とインターハイの2つだけです。
全国選抜高校テニス大会は、シングルス3本 ダブルス2本の 5本勝負です。
インターハイは、シングルス2本 ダブルス1本の 3本勝負です。
中身が少し違うので面白いですね。
来年は選抜・インターハイ両方出場してほしいですね。
大阪国際ジュニアという大会もありました。
この大会は、ジュニア(18歳以下)の世界ランキングポイントを獲得できる大会です。
その大会の中で、グレードが一番低い大会です。
グレードが高くなると四大大会のジュニア大会などになります。(全英・全仏・全豪・全米)
日本国内で一番グレードが高いのは、ワールドスーパージュニアです。
グレードが低いといっても出場するのも大変です。
ランキングがない選手は、申込をしても出場できない可能性が高いです。
ですから、ランキングのない選手は、本選のWCや予選のWC(ワイルドカード・主催者推薦)がもらえる大会に、優勝して出場をめざしたりします。
今回出場した吉野寿桃選手は、これまで何大会もトライしてきましたが、ポイントは1点も獲得できませんでした。
今回は、普段からサポートしていただいている、ダンロップ様に本選のWCをいただけました。
本選にWCで入ることができても、ポイントをもらえるわけではありません。
本選で勝つことによって初めてポイントがもらえます。
このWCを活かして1回戦・2回戦・3回戦を一気に勝ち進みベスト4に進出することができました。
1回勝つだけでも大変ですが、よく頑張りましたね。
これで9ポイントゲットです。
ようやく世界ランキング入りしました。
ランキングがあると国際大会も出場しやすくなるので、今後活躍の場をどんどん広げていってほしいですね。
吉野浩史