海外遠征

2021年11月30日 火曜日

海外遠征中の寿桃ちゃんから連絡がありました。

寿桃ちゃんは、エディー・ハー国際ジュニア選手権(アメリカ)に出場しています。

1回戦 Kwon.Brooke選手に7-5・6-2勝ったとのことでした。

相手の選手は、16シードの選手だったので、大金星だったのではないでしょうか。

この勢いで、2回戦以降も勝ち進んでほしいですね。

エディー・ハーは、世界各国からプロテニス選手を目指すジュニアが集まる、プロへの登竜門のような大会です。

現在の日本のトッププロのみならず、世界のトッププロも出場してきた大会です。

寿桃ちゃんは、今回初の海外遠征ですが、色んな経験をして成長してくれることだと思います。

 

現在は海外でも気軽に連絡が取りやすくていいですね。

昔は、電話代もとても高かったので、遠征先からは、手紙で連絡することが多かった気がするのですが・・・。

 

私は初めて出た国際大会は、アジアジュニア選手権で17歳のときでした。

運よくシングルス・ダブルスともITFのジュニアポイントを獲得できました。

そのおかげで、ジャパンオープンジュニア、ワールドスーパージュニアに出場できましたが、全部日本開催の大会だけですね。

ジュニアの世界ランキングが18歳以下なので出た時は、すでに遅しって感じでした。

海外のランキング保持者は、14~16歳ぐらいからジュニアの国際大会に出場している選手ばかりでした。

更に本当に強いジュニアは、17~18歳の時はジュニア大会だけでなく、大人のATPツアーに並行して参戦していましたね。

私自身は、ジュニア時代に、テニスの試合で海外へ行くっていう感覚は、残念ながらありませんでした。

 

現在は、日本でもグレードの低い国際大会が、たくさん開催されており、国内からチャレンジしていくことも可能です。

(昔は国内はグレードが高く出場が難しい大会しかなかった。)

ですから低年齢から、世界にチャレンジするジュニアが増えました。

日本のテニスがレベルアップしているのも、こういった環境的な要素も手伝っているのだと思います。

 

今回寿桃ちゃんは、12歳でチャレンジです。

しかも国内でなく、いきなり海外という本当に恵まれたプレーヤーが歩む王道です。

本当に恵まれた状態ですね。

この環境を活かして更に活躍してほしいです。

 

吉野浩史

 

 


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