奈良県ジュニアジュニア秋季大会2

2020年11月22日 日曜日

11月21日22日で秋ジュニア

13歳以下男子シングルス

13歳以下女子シングルス

11歳以下男子シングルス

11歳以下女子ダブルスが開催されました。

 

会場が散らばった為すべての試合は観戦できませんでした。

ポイント獲得できたジュニアは

 

13歳以下男子シングルス 遥君 ベスト16

                 夏都君 ベスト8

 

13歳以下女子シングルス 葉乃音ちゃん ベスト16

 

11歳以下男子シングルス 慶歩君ベスト8

                 佑君 ベスト8

 

となりました。

 

2日目の本日はベスト8からの試合がありました。

各ジュニア上位シードとの対戦でした。

 

夏都君 対 第4シード 0-6 でした。

ラリーはしっかりできていましたが、とどめのショットでのミスが多く、競ったポイントをことごとく落としてしまいました。

流れを変えるポイントが取れていれば、試合内容もガラリと変わったと思います。

今後は、ペースを下げて相手の様子を探れるようなラリーや、リスクを軽減して攻めるプレーを身につけていきたいです。

 

慶歩君 対 第1シード 3-6 でした。

後半しか見れなかったのですが、後半は慶歩君が優勢に見えたので勝てるかと思いました。

出だしが全く入らず序盤にかなりリードされたとのことでした。

第1シードとも対等に戦える自信は持てたと思います。

今大会は全試合とも序盤がガタガタだったので、立ち上がりのプレーを安定させることを目標にしたいです。

 

佑君 対 第4シード 5-7 でした。

ことらも後半しか見れなかったのですが、終盤もしっかり元気よく戦っていました。

ラリーでは、互角だったように見えましたが、サーブでのミス(ダブルフォルト)が多いため分が悪い戦いになりました。

前回の大会でも上位シードに6-7でした。

この年齢のトップレベルに追い付いてきているのですが、技術の上達に心の成長(試合経験や自信)がついてきていない状態でしょうか。

まずはサーブを安定させ試合経験を積んでいきたいです。

 

全体を通してですが、勝ち進むジュニア達ほど大事なポイントしっかり取ります。

当たり前のことですが、その部分がすべてのように感じます。

大事なポイントを粘って取るジュニアもいれば攻めて取るジュニアもいます。

取り方はなんでもOKです。

共通して強いジュニア達は大事なポイントでも迷いなくプレーします。

もし大事なポイントで落としても迷いがない分切り替えができています。

負けるジュニアは、迷うってプレーし失点すれば後悔しています。

 

私は大事なポイント時ほどサービスエース・リターンエースもしくは、サービスダッシュ・リターンダッシュに頼っていましたね。

超短期決戦に持ち込んでました。長くプレーするとしんどいので(笑)

成功することもあり失敗することもありましたが、少なくとも後悔することはなかったですね。

 

まず佐保山テニスクラブのジュニア達には、

絶対欲しいポイントの時に、頼れるモノを身につけるところからはじめ、もし失敗しても切り替えられる状態を作れるようにしたいです。

 

佐保山テニスクラブのジュニア達は、テニスが上手なので、そういった部分身に付けばもっと勝っていけるのではないかと思いました。

 

吉野浩史

 

 

 

 

奈良県ジュニア秋季大会

2020年11月15日 日曜日

11月14日15日の2日間奈良県ジュニアの秋季大会のダブルスがありました。

まず結果から

 

11歳以下男子ダブルス

 

一希君・一輝君ペア ベスト16

佑君・光輝君ペア   ベスト8

慶歩君ペア       ベスト4

 

13歳以下男子ダブルス

 

真弥君ペア       ベスト16

櫂叶君・悠君ペア   ベスト8

夏都君ペア       ベスト4

 

13歳以下女子ダブルス 

 

葉乃音ちゃん・理沙子ちゃんペア ベスト8

 

なんと現在終了したカテゴリーに出場した全選手がポイントを獲得しました。

まだ低年齢のジュニア達しかいないテニスクラブですが、少しづつ成長してきました。

 

11歳以下男子から

一希君・一輝君ペアは、まだアスリートクラス(グリーンボールで練習)のジュニアです。

ノーマルボールのダブルスの公式戦は初出場。

身体の大きな相手ペアに、全くビビらず吠え倒して勝ち上がりポイントゲットです。

この2人は来年・再来年も、11歳以下で出場できるため更なる飛躍が期待できそうです。

ベスト8を懸けた戦いは、何と同士討ちで兄弟対決となり、慶歩君ペアと当たって0-6敗れてしまいました。

ボロ負けでしたが、今大会会場で一番元気よく戦っていました。素晴らしい!

 

佑君・光輝君ペアはしっかりシードは守りましたが、1シードのペアに対して相手に飲まれてしまい0-6でした。

でも2人ともこのレベルでも混ざって戦えるという実感は、持ってくれたのではと思います。

次回当たれば飲まれずにインファイトしてくれるでしょう!

 

慶歩君ペアも準決勝で、1シードと当たり4-6でした。

ペアが違うクラブのジュニアだったので、もう少し一緒にコンビネーションの練習などができたら勝てたかも知れません。

今回からのペアでったので、次回はもっと上手く戦ってくれると思います。

 

13歳以下男子も全く同じ戦績でした。

ベスト8決めでは真弥君ペアと櫂叶君・悠君ペアが同士討ちでした。

櫂叶君・悠君ペアが6-4で勝利しました。

2ペアとも良い緊張感の中、引き締まったナイスゲームでした。

どっちに転んでもおかしくなかったです。

更にベスト4決めでは、夏都君ペアと櫂叶君・悠君ペアが、同士討ちになってしまいました。

 

夏都君ペアが6-4で勝利しました。

櫂叶君・悠君ペアも頑張っていたのですが、ベスト8ということに少し満足してしまったのか、1球に対する執着心が足りませんでした。

次回はベスト8に満足せず、もっと上を目指して頑張ってほしいです。

 

夏都君ペアの準決勝は1-3から4-3そこから更に4-6というシーソーゲームでした。

終盤リードした時に、少し前衛でのミスが続き惜敗してしまいました。

これもどちらに転んでもおかしくない展開でしたが、相手ペアに方が思い切ったプレーができていました。

大事な場面でも思い切った相手が、一枚上手だったという感じでしょうか。良い試合でした。

次回は前衛の時に、思い切ったプレーができるように練習していきたいですね。

 

13歳以下女子

葉乃音ちゃん・理沙子ちゃんペアは3シードと対戦しました。

4-6でした。

競り合ってゲームがどんどん進んでいった印象でしたが、

4-4の 40-0 からゲームを落としたのが敗因ですね。

もちろん大事なところでしっかりポイントを取る難しさは知っています。

今回のことを教訓にしっかり取り切る心の強さを身につけてほしいですね。

 

今後の予定は、

11歳以下女子ダブルス

11歳以下男子シングルス

13歳以下女子シングルス

13歳以下男子シングルスです。

 

いずれかのカテゴリーで優勝が出てほしいですね。

この1週間も引き続きしっかり練習していきます。

 

吉野浩史

 

 

 

 

 

 

 

2020関西ジュニア強化強化合宿

2020年11月2日 月曜日

10月31日~11月1日まで兵庫県のビーンズドームで関西ジュニア強化合宿がありました。

この合宿は関西の2府4県の小学生の選抜された男女2名ずつ計24名で行う合宿です。

 

JTA(日本テニス協会)からS級コーチ1名トレーナー1名が派遣され練習をメニューを作成してレッスンを行っていただけます。

今回は濱裕一郎コーチ、松田浩和トレーナーが来てくださいました。

 

この合宿は伝達合宿の位置づけでもありJTAが地域協会、都道府県協会に伝えたい最先端の情報を実際のジュニア合宿の中で学ぶということになっています。

2府4県の強化コーチがその合宿をお手伝いします。

そして練習の内容を持ち帰り、各都道府県協会のジュニアに伝達し日本全国で情報を共有しのテニスのレベルアップを図るのが目的になります。

 

コロナが流行する中、徹底した感染対策を施し皆様が協力することにより無事開催することができました。

集合写真も密を避けています。

 

昨年から奈良県テニス協会の強化コーチをさせていただいており今回は2度目の参加でした。

佐保山テニスクラブからの参加者は残念ながらいませんでした。

ビジターやイベント・対抗戦に参加してくれたことがあるジュニアが数名いただけでした。

来年は佐保山テニスクラブからも参加できるように普段の練習をもっと頑張りたいですね。

 

今回のテーマは14歳以下までに身につけておくべきスキル、フットワークとテクニック、戦術的指導でした。

まだ14歳以下までのジュニアしかいない佐保山テニスクラブのジュニアにはピッタリの内容でした。

 

練習に参加して感じたことは、ボールを打たない練習の大切さですね。

去年の練習の時間配分は、

 

フィジカル:テクニック   5:5ぐらいの割合で、今年は、4:6ぐらいの割合でした。

フィジカルの部分(ウォーミングアップ・クールダウン・トレーニング・コンディショニング)

テクニックの部分(テニスの練習)

 

練習時間を確保するハードルが高いですね。

フィジカル系の練習で1時間強ぐらいは必要そうです。

そうなると週4~6回の練習で練習時間、2.5~4時間ぐらい欲しいところですね。

 

今回集まったジュニアの半数ぐらいはこれぐらいの練習環境を確保できているかもしれませんが、半数ぐらいのジュニアはその環境にいないと思います。

奈良県でも育成に熱心なテニスクラブはたくさんあります。

育成クラスでも週2回からOKの場合や、練習時間も1時間~2時間のところがほとんどです。

その状況でどれだけ時間を確保するもしくは、どの時間を削るかが難しいと思います。

 

昔TEAMSTUFFでジュニア育成をしていた時に、3時間の練習の内1時間弱をフィジカル系の練習に割いていました。

その時に保護者からテニスクラブだからテニスをしろとクレームを言われたことを思い出しました。

当時の私はテニスに必要だからやっているとやっているとクレームには完全無視でした。

すると意識が高いジュニアメンバーは、どんどん集合時間が早くなり30分前からウォーミングアップ・トレーニングを開始していました。

そのおかげで正規の練習時間開始から20分ぐらいたった頃からボールを打てるようになりました。

丁度の時間にきてウォーミングアップだけをしてボールを打つジュニアもいました。

ひどいジュニアだとボールを打ち始める時間に合わせて来るジュニアもいました。

もちろん1年後ぐらいに戦績の差としてはっきりと表れていました。

 

そのことを思い出し練習回数・練習時間をクラブ側で確保できなくてもやり方は残されていると感じました。

フィジカル系の練習の大切さや身体の知識をジュニアに伝えればジュニア達は自主的に時間を見つけて練習する。

練習時間、練習環境をつくりだすことも、

ジュニア達に興味を持たせて自分で練習を時間を用意させる状態にするのも指導者の役割だと感じています。

バランスが難しいですが、自分なりに工夫してやってみます。

 

今日は1日雨が降りそうなので、フィジカルに興味を持ってもらうための練習の時間にします。

 

吉野浩史

 

 

 

 

 


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