本日は、去年合同合宿を行った和歌山のTMDアカデミーさんとの対抗戦です。
今年はコロナのこともあり合宿は断念しました。
今回は女子だけを集めての対抗戦です。
TMDアカデミーの皆さん遠いところわざわざありがとうございました。
7名対7名でダブルス4試合シングルス7試合で対決6勝したチームの勝ちというルールです。
結果3勝8敗と惨敗してしまいました。
勝ち星を挙げた2名は大会経験が豊富で落ち着いてプレーできておりました。
勝てなかった5名は普通ではなかった・・・・・・。
佐保山テニスクラブの課題は一目瞭然でした。
TMDアカデミーのジュニアに比べ、圧倒的な経験不足、試合になりませんでした。
今回は佐保山テニスクラブで開催しているので佐保山のジュニアは環境になれていて、TMDのジュニアは慣れない環境でした。
それなのにTMDは明るくのびのびと佐保山は頭真っ白ガチガチという状態でした。
対抗戦が終了した後は普通に練習試合をしたのですが、その試合は、ほとんど勝利数は同じぐらいでした。
ホームの選手なのにアウェイの選手より慣れるのに時間がかかったんですね。
どんだけ練習しても練習は所詮、練習というのを痛感した対抗戦でした。
県協会が主催する大会はせいぜい年間3~4大会です。
その試合だけで経験を積むのは不可能です。
ある程度勝っている選手は民間団体や民間テニスクラブが行っている様々な試合にチャレンジしています。
また勝っている選手は1大会でも勝ち進むのでたくさん試合を行えます。
勝つ選手は圧倒的にどんどん有利になるシステムです。
テニスを後から始めたジュニアや幼少期にあまり勝てていないジュニアが勝てる選手に側に回るのはとても大変です。
それを理解しているので、通っているジュニアにそういった試合にどんどんチャレンジするように言っていますが、現状ほとんど大会に回っていないですね。
今回みたいな企画を隔週ぐらいで行えたらそれでも大丈夫だと思いますが、そこまで頻繁に行うのは難しいですからね。
今回の負けで試合経験の大切さを理解してくれたら今後ジュニア達に変化も出てくると思います。
これで行動が変わらなければ、練プロ集団(練習だけ上手くて試合で勝たないプレーヤー)になってしまいますね。
そうならない様に頑張りたいですが、強制してまで試合に出さす気はないので自主性に期待するしかなさそうです。
吉野浩史