奈良県ジュニア春季大会&関西ジュニアサーキット第6戦

2021年3月14日 日曜日

 

3月13日から奈良県ジュニア春季大会が始まりました。

13日14日2日間の日程が終了しましたので途中報告をさせていただきます。

 

13日は12歳以下のシングルスがありました。

結果は以下の通りです。

 

1回戦負け 一輝君

2回戦負け 一希君 光輝君

ベスト16進出 佑君 慶歩君 次週 8決め~

 

一輝君と一希君は普段アスリートクラス(グリーンボールのクラス)で練習しています。

まだ技術的にはまだまだですが、2人とも元気よくプレーできていたので良かったと思います。

4月からトップアスリートクラスに昇級することが決まっておりノーマルボールで練習を始めます。

あと2年間12歳以下に出場できるので練習時間が増えて更なる飛躍に期待したいです。

 

光輝君は2回戦第6シードの選手に対して3-1の40-30まで進めあと1ポイントで4-1というところまでいきましたが取り切れずに4-6で惜敗しました。

光輝君は佑君・慶歩君とほぼ同じぐらいの実力はありますが、シード選手に勝ったことがないためシードがつきません。

一度自力でシード選手を倒し自分がシードにならなければ勝ち進むことはできません。

厳しい言い方になりますが、自力で這い上がる必要があります。

一生懸命プレーすることはできているのですが、勝ちに対する執着心がシード選手に比べて足りないのかもしれません。

本当に大切な1ポイントを奪い合うときに、何が一番必要かを本人が理解すれば、関西大会に出場する実力は充分あると思います。

4月の奈良県小学生大会が、12歳以下のカテゴリーで戦えるラストチャンスなので、何とか勝ち進み関西大会の切符を手に入れてほしいです。

 

佑君と慶歩君は8シード以内に入っているためベスト16まではシード選手に当たらず楽に16進出を決めました。

次週の8決め以降に期待したいです。

 

 

14日は14歳以下ダブルスがありました。

結果は以下の通りです。

 

ベスト16 櫂叶君・悠君ペア

ベスト8  陽平君・康都君ペア  真弥君ペア

ベスト4  夏都君ペア  葉乃音ちゃん・理沙子ちゃんペア  次週 準決勝~

 

今回の櫂叶君・悠君は8シード  9シードの真弥君ペアと8決めで同士討ち

前回秋ジュニアでは、上位シードが真弥君ペアで下位シードが櫂叶君・悠君ペアで同士討ちでした。

秋ジュニアは下位シードの櫂叶君・悠君ペアが勝ちましたが、今回は逆に真弥君ペアが勝ちました。

上位シードを守る方が難しく、向かっていける方が有利だったのかもしれません。

真弥君ペアはその後1シードペアに負けてしまいました。

 

陽平君・康都君ペアは大健闘です。

康都君は、11月からトップアスリートクラスに昇級してダブルスは初参加・シングルスも前回の秋ジュニアが初参加でした。

陽平君は、受験勉強で半年間テニスを中断していたので秋ジュニアには参加しておりません。

(秋ジュニア・春ジュニアはほぼすべての選手が同じ人と組む)ですので、ちょうど初参加の康都君と組むことになりました。

もちろん受験も第一志望校に合格を決めての復活でした。

5シードのペアと対戦した時は、先に相手に5ゲームを取られましたが、逆転勝ちの7-5でした。

後衛の選手が丁寧につなぎ前衛のプレーヤーが積極的に動くという形がしっかりできていました。

陽平君・康都君ペアは前衛でボレーをミスすることはあっても後衛ではミスが少なくプレーできていました。

相手のペアは後衛から強引に決めに行きミスをする展開が多かったです。

その差が勝敗を決定づけました。

次の4シードの試合ですが、前の試合同様ダブルスとしては、しっかりプレーできていましたが、相手が崩れることはなくプレーしてきたので勝てませんでした。

康都君本格的にテニスを始めて日が浅いのでこれからどんどん上達してくれると思います。

陽平君は昨年12歳以下でダブルスは準優勝しているだけあってダブルスとしての動きはこの学年ではトップレベルだと思います。

とても賢い学校に入学するので勉強との両立は大変だと思いますが、持ち前のガッツで乗り切ってくれると思います。

 

その後順位戦があり

真弥君ペア      6位

陽平君・康都君ペア 8位

という結果でした。

関西ジュニア出場は厳しいかもしれません。

 

夏都君ペアはシードを守ってベスト4進出を決めました。

4決めの試合がとても危なかったです。 4-5 からの逆転勝ちでした。

ちょうど陽平君・康都君が5シードに勝った時の試合展開に似ていました。

相手ペアは前衛できっちりポイントを取る。夏都君ペアは、後衛から強引にポイントを取る。

なのでどうしてもミスが増え相手がリードするといった展開でした。

ただ最後は技術的なアドバンテージを活かし強引に勝ち切りました。

勝ったのでOKといったところでしょうか。

この苦戦を活かし準決勝以降戦術面での工夫が見られれば更に良いプレーができると思いますので期待大ですね。

 

葉乃音ちゃん・理沙子ちゃんペアもベスト4進出を決めました。

3シードを倒してのベスト4です。

前回もこのペアと当たっており前回は 4-4 の 40-0 から負けるという失態を犯してしまった試合です。

今回はそれを活かしたのか競る前に上手くやっつけて 6-1 という結果でした。

良い言い方をすれば慎重で丁寧なプレー、悪く言えば消極的で弱気なプレーでしたが、相手のミスを誘発して勝てました。

準決勝は慎重なだけでは厳しいと思いますので前衛での積極的な動きを期待します。

葉乃音ちゃん・理沙子ちゃんペアは来年も14歳以下に残るのでチャンスと思いたいです。

しかし、この学年(6年生)は奈良県は異常にレベルが高く関西ベスト8に入る選手が4名もいます。

この4名が14歳以下で下の学年なのですがシングルスではベスト4を独占します。

(来年の14歳以下にもこの4人も残ることになる)

もちろん今大会のダブルスベスト4に残っているペアも3ペアが6年生同士のペアです。(うち1ペアが葉乃音ちゃん・理沙子ちゃん)

その4名はずっとカテゴリーが一緒になり続けるので何とかそのレベルの選手と対等に戦えるようになってもらいたいですね。

 

 

 

3月13日14日で関西ジュニアサーキット第6戦も行われておりました。

奈良県ジュニアを観に行ったのでこちらは観に行くことはできませんでした。

参加していたジュニアから報告がありました。

14歳以下女子シングルスで寿珠ちゃんが準優勝しました。

1戦~3戦まで調子を崩して勝てなかったのですが、(4戦5戦はコロナで中止)今回は復活してくれました。

(決勝は負けましたが下の年齢なので充分だと思います。)

寿珠ちゃんは、私が佐保山テニスクラブで育成クラスを開講した時からずっと来てくれているジュニアです。

京都府登録でテニスクラブを掛け持ちしていたので(所属先がウチではなかった)今までブログに乗せることを遠慮していました。

3月から佐保山テニスクラブ一本になったので今後の活躍はブログにもアップできると思います。

昨年12歳以下の関西選抜を優勝し全国大会出場が決まっていたのですが、コロナにより1年間の全国大会すべて中止になってしましました。

その悔しさをバネに今後どんどん全国でも活躍してほしいですね。

 

吉野浩史

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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